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■万葉集で詠われた淡路島の藻塩

万葉集で、『藻塩焼き』を詠んだ歌があり、古くから淡路島で製塩が行われていたことが伺える。
名寸隅の 船瀬ゆ見ゆる 淡路島 松帆の浦に 朝なぎに 玉藻刈りつつ 夕なぎに 藻塩焼きつつ 海をとめ ありとは聞けど 見に行かむ よしのなければ ますらをの 心はなしに たわやめの 思ひたわみて たもとほり 我はそ恋ふる 舟梶をなみ (万葉集巻6の935)
【訳】
名寸隅の舟瀬から見える淡路島の松帆の浦に、朝凪の玉穂を刈って、夕凪に藻塩を焼く海人おとめが言るとは聞くが、それを見に行くすべもないので、ますらをとしての心もなしに、たおやめのようにしおれて、行きつ戻りつして、私は恋い募っている、舟もないので


また、藤原定家(ふじわら の ていか※)が撰集し、自身の作で 来ぬ人を まつほの浦の夕凪に 焼くや藻塩の 身もこがれつつ(新勅撰和歌集・百人一首)
【訳】
いくら待っても来ることのないあなたをこうして待ち続けている私の身は 松帆の浦 夕凪のころに焼く藻塩のようにあなたをずっと恋こがれているのですよ

という歌があり、「新勅撰和歌集」や「百人一首」に残されている。
この歌は、現代語で「松帆の浦の夕なぎの時に焼いている藻塩のように、私の身は来てはくれない人を想って、恋い焦がれているのです。」という恋の歌。
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ここで登場する言葉で【まつほの浦】は現存する兵庫県淡路島北端にある海岸の地名で、実際に藻塩石碑が存在する。
※藤原定家(ふじわら の さだいえ)が正式だが、一般には(ふじわら の ていか)と有職読みされることが多い。
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